聖クルアーンと科学

 

 花粉について

 

このころ花粉症に悩まされている方が大勢いらっしゃると思いますし、街中を歩くとマスクをしている人が目立ちます。花粉症とは、スギなどの特定の花粉によっておこるアレルギーで、くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・目のかゆみ・涙などを主な症状とする病気のことを言います。


また、その花粉の飛ぶ季節に症状がでます。花粉症になると肉体的に苦痛なだけでなく、イライラしたり、憂うつになるなど、精神的にも変調をきたし、日常生活に大きな影響を与えます。 特にスギ花粉が飛ぶ1月から4月の季節にこのような症状がある場合には、スギ花粉症の可能性が高いのです。


「やすらぎ」として今回は花粉について一緒に考えていただきたいと思いました。


花が咲き始める時に出現する花粉は植物の雄の生殖細胞です。その役割は同じ種の花で雌の器官に届き、受精させることです。


すべての植物がそれぞれの方法で花粉を送ります。植物によって昆虫や風の力を利用します。 植物の受精での最も重要なポイントは疑いなくそれぞれの植物が自分と同じ種の植物だけを受精させることができるという事実です。 そのために正しい花粉が正しい植物に行くべきであることは最も重要です。


花粉:完全に覆われた遺伝子
花粉は素晴らしい粉状の物質で花の雄の生殖器官において生産され、花の外の部分に移動します。 外に出ると成熟し始め、受精させる準備が行います。


花粉の構造を考えましょう。 花粉は肉眼で見えないくらい小さい構造です。 花粉粒は生殖細胞とより大きい管細胞の2つ細胞から成り立ちます。


それぞれの花粉粒は中に植物の生殖の細胞がいる箱のようなものです。花粉が箱状になっているのは中の繁殖力のある細胞を外の危険から守るため不可欠です。そしてその構造は非常に強いです。 箱は「スポロポレニン」と呼ばれる壁によって囲まれています。 外膜に含まれるこのスポロポレニンは有機的な世界で知られている最も抵抗力のある物質で、その化学的構成はまだ完全に分析されていません。 この材料には高い温度と高圧力から酸による損害まで、中の細胞を守る非常に強い抵抗力があります。花粉粒が非常に強いおかげで、花粉がどんなにまき散らされたとしても、何キロ離れたところにも届き役割を果たすことができます。 花粉粒が非常に抵抗力のある物質で覆われているという事実のほかに、膨大な数がまき散らされるため移動できない植物の繁殖が保証されます。


花粉の詳細な構造を見れば、アッラーが創造するすべてのものによって、我々に他と比類できない術を明らかにして、そして我々がそれらについて考えることを望まれていることが分かります。クルアーンの多くの節でその点を注意されます。 次の節は特に解明的です:


また地上には,隣り合う(が相異った)地域がある。ブドウの園,殻物の畑,一つの根から出た,またはそうでないナツメヤシの木,同じ水で灌漑されても,食物としてあるものを外のものよりも優れたものになさる。本当にこの中には,理性ある人びとにとって印がある。(アッ・ラアド(雷電)章:4)


一般的に言えば、花粉が受精させる花に届くには2つの異なった方法があります。受精プロセスで最初のステージである分散のプロセスでは、、花粉はミツバチ、チョウ、あるいは他の昆虫の体にくっついて運ばれます。もう一つの方法としては気流によって運ばれます。


風に帆を開ける花粉
世界中の多くの植物が種の継続に欠かせない花粉をまき散らすために風を利用します。 オーク、ヤナギ、ポプラ、松、草、小麦などのような植物が風によって授粉されます。 風は植物から花粉をとって同じ種の他の植物に花粉を運ぶことによって受精が起こります。


風媒受粉に関しては、まだ科学者が途方にくれて説明することができない多く疑問点があります。 例えば、風によって運ばれる何千とい種類の花粉が自分の種の植物に辿り着きそれを識別することや、植物まで届いたとしてもその雌の器官にどのように入り込むかという疑問です。また実際の受精確率が非常に低いのにもかかわらずどのように何千という植物がこのように受精させられて、そしてさらに何百万年もの間生き残ったのかという疑問です。


これらの質問に答えるために、コーネル大学のカール・J・ 二クラス氏の研究チームが風によって授粉する植物の受粉機構を明らかにしました。彼らが導き出した結果は非常に驚くべきものでした。 二クラス氏のチームは、風によって授粉される植物の花が空から花粉を大量に引き付けるために流線形の構造物を持っていることを発見したのです。

 

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