イスラーム勉強シリーズ

 

 ご病気の方々へのメッセージ

 

第12番めの薬

病のせいで崇拝行為や祈りの言葉から遠ざかってしまい、その欠乏によって苦しんでいる患い人よ。あなたに教えよう。ハディースに、次のようなものがある。「アッラーが好まれないものから身を守ろうと努める信者は、病気のせいで唱えることができなかった祈りの章句による善行を、その病気である時期に獲得する」。義務の礼拝をできる限り守っている病人は、忍耐と神への信用によって、そして義務を果たしていることによって、その期間のスンナ(随意)の礼拝をも、行ったことになる。


病は、人の弱さ、無力さをほのめかしているものである。弱さという言語で、無力さという言葉で、人はお祈りを行っていることになる。アッラーは人にこの上ない弱さ、際限のない無力さを与えられた。常にこういった形で神の扉に庇護を求め、祈るように、ドゥアーするように、と。


「あなた方が私の主に祈らないなら、かれはあなた方を構ってくださらないであろう」(識別章77節)というクルアーンの言葉に秘められた意味のように、心からのドゥアーや祈りは人が創造された理由であり、その価値の根拠でもある。病はドゥアーや祈りのきっかけとなるものである。だから人は、不平をいうのではなくではなく感謝をするべきであり、病によって開かれたドゥアーの栓を、健康を取り戻すことによって閉じてしまうことのないようにしなければならないのだ。
 

 

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