イスラーム勉強シリーズ

 

 ご病気の方々へのメッセージ

 

第16番めの薬


苦しみから不平を述べる患い人よ。病は、人間社会における生活で最も重要、かつ素晴らしいものである尊敬や憐れみといったし層を定着させるものである。なぜなら、人を粗暴で非情にする自負心と言うものから救われることになるからである。凝血章6〜7節の「いや、人間は本当に法外で、自分で何も足りないところはないと考えている」の言葉に秘められているように、健康であることからもたらされる自負心にひそむ、人を悪へと追い込む自我は、本来価値を置くべき兄弟愛や友情と言ったものに敬意を感じない。そして、憐れみや思いやりを必要としているはずの、災いに直面している人、病気を患っている人に対して憐れみを感じない。病気になった時、人はそれによって自らの弱さ、無力さを理解する。

 

敬意を払うにふさわしい、兄弟愛といったようなものに対して、重きを置くようになる。お見舞いに来てくれた人々や助けになってくれた人々に対して、敬意を感じるようになる。同類に対する憐れみからもたらされる、人間同士に対しての憐れみ、そしてイスラームの最も重要な特徴である、災難に遭っている人々への憐れみを感じるようになる。彼らを真の意味で同情するようになり、憐れみをかけ、可能であれば彼らを助ける。それができなければドゥアーを行なう。シャリーア(イスラーム法)においてスンナ(預言者の慣行)とされている、状態を尋ねることを目的にお見舞いに行き、善行を行ったことになるのだ。
 

 

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