イスラーム勉強シリーズ

 

 ご病気の方々へのメッセージ

 

第9の治療薬(9番目のくすり)

 

創造主を認めた患い人よ。

 

病気の痛み、恐怖と心配が時には死の原因となります。死は見た目が大変恐ろしいので、死の原因となる病気も人々を怖がらせ、不安に陥れます。

 

まず始めに、約束された時間はすでに決定され、変えることができないことを、堅く信じてください。重病人の枕もとで嘆く人々やまったく健康な人々は、ある意味で、もうすでに死んでいます。逆に、重い病気の人々は治療法を発見し、生きつづけているわけです。

 

第二に、死は見た目ほど恐ろしくはありません。今まで数多くのリサーレ(手紙)の中で、神意と価値に満ち溢れるクルアーン(クルアーニ・ハキーム)が放つ光によって、明白に、確実に(死について)説明してきましたが、イーマンを持つ人々にとって死とは人生の義務の重荷から解放されることです。彼らにとって、この世は試練の場であり、そこで学び、訓練している崇拝行為の中断を(死は)意味しますし、あの世に去った99%の友人達や親戚達にであうための手段でもあります。死は永遠の故国、永遠の幸福な住処です。死はこの世の牢獄から楽園の庭への招待状です。無限の恵みをおつくりになったアッラー(ハールキ・ラフマーン)の気前のよさから彼に対する奉仕の見返りとしてその報酬を得る時でもあります。これが死というものの真相です。死は恐ろしいものとみなすべきではなく、むしろ恵みと幸せへの序章として捉えることが必要です。

 

死を恐れるアッラーの愛される僕達の幾人かは、死そのものを恐れているわけでなく、おそらく、人生の義務を果たし続けることで、より多くの恵みを勝ち得ようという希望のために、(死ぬことを)恐れているのです。

 

そうです、イーマンのある者にとって、死は恵みへの扉となり、アッラーを信じない者達にとって死とは永遠の奈落です。

 

 

イスラーム勉強シリーズへ戻る

 

 

前のページへ

次のページへ